のしメモ アプリ開発ブログ

Unityアプリとかロボットとか作ってるときに困ったこととかメモ

CardboardSDKのUnity版をiOS(64bit)で試してみた

Durovis DiveのSDKiOSのiL2CPPでビルドすると、エラーを吐くようになっていて困った(多分64bit対応していない)
そこにGoogleCardboardのiOS対応されたコードが公開されていたのを見つけたので試してみた。

Project準備編

1. Githubからzipをダウンロード

CardboardSDK - iOS : GIthub
rsanchezsaez/CardboardSDK-iOS · GitHub

2. Unityプロジェクトにフォルダをもってくる

ダウンロードしたフォルダの

Unity/Cardboard.UnityProject/Assets

中身を自分のUnityプロジェクトにコピー

3. カメラプレハブを配置

CardboardHeadという名前のカメラプレハブを配置したいシーンに配置。
元あったカメラは削除しておく
Unity上で再生して、GameWindowで画面が二つに分かれていたら準備OK

4. Xcodeをビルド

いつものようにBuildTargetをiOSにしてビルド。横画面の設定を忘れずに

Xcode設定編

1. Classesにファイルを追加

ビルドが完了したらClassesを右クリックしてAdd files to "Unity-iPhone"を選択し、
先ほどダウンロードしたzipの中にあったCardboardSDKを選択し、下記の設定をしてAddを押す
・Copy Items if neededはチェックいれない
・Create groupsにチェック
・Add to targetsはUnity-iPhoneにチェック

2. Libを追加

Unity-iPhone target -> Build Phases -> Link Binary With Libraries から
GLKit.frameworkを選択し追加する

3. Build Setting修正

Unity-iPhone target -> Build Settings の
Apple LLVM 6.0 - Language - C++C++ Language Dialectの項目を
GNU++11[-std=gnu++11]に変更する

4. 再生すると実機での動作が確認できる!!