HoloLensでOpenCVForUnityのアセットを使ってみるまで手順をメモ。
OpenCVとは画像解析して顔の検出やエッジの検出等、色々できるライブラリです。
HoloLensのカメラ映像と組み合わせて色々できそうです。
また、今後手順が変わっていく可能性がありますのでご注意ください。
事前準備
・Unity 5.5.1f1
・HoloToolkit-Unity-v1.5.5.0.unitypackage
下記のリポジトリからダウンロードして用意する
https://github.com/Microsoft/HoloToolkit-Unity/releases
・OpenCV For Unity
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/21088
・HoloLensWithOpenCVForUnityExample.unitypackage
下記のリポジトリからダウンロードして用意する
https://github.com/EnoxSoftware/HoloLensWithOpenCVForUnityExample
導入する
1. Unityで新しいプロジェクト作成
2. HoloToolkit-Unity-v1.5.5.0.unitypackageをインポート
※ HoloToolkit-Examplesのフォルダーは省いてください。Examplesのnamespaceが無いクラスでエラーがでます。
4. OpenCVForUnityのimport
※ 2017/4/9追記 OpenCVForUnityのバージョンによって処理が異なる
・OpenCVForUnity2.1.5
OpenCVForUnityをインポート
[Tool]-> [OpenCV for Unity] -> [Set Plugin Import Settings]を実行する
・OpenCVForUnity2.1.3
OpenCVForUnityUWP_Beta3.unitypackageをインポート
5. HoloLensWithOpenCVForUnityExample.unitypackageをインポート
6. シーンファイルを追加する
[Build Settings]を開き、[Assets/HoloLensWithOpenCVForUnityExample/Scenes]以下のSceneファイルを[Scenes In Build]に追加する
7. HoloLensのWebcamを使用できるように設定変更
メニューから[HoloToolkit]->[Configure]->[Apply HoloLens Capability Settings]を選択
Webcamにチェックを入れてApplyを押す
8. StreamingAssetsにファイル移動
# 2017/3/1 手順が漏れていたので追記
Assets/OpenCVForUnity/StreamingAssetsをAssets/StreamingAssetsに移動させる
使ってみた所感
フレームレートがあまりでないのと、平面の描画かつHoloLensの視野角なので、フィルター等だと動画みたいな見え方はしないです。
でも結構楽しい。顔検出で何かするのには向いていそうな感じ。