のしメモ アプリ開発ブログ

Unityアプリとかロボットとか作ってるときに困ったこととかメモ

OculusStoreに登録するスクリーンショットをUnityで作成する

4kモニタを持っていない人用です。
2kモニタ以下ですとOculusStoreに登録するためのスクリーンショットのサイズが撮影できないので、Unityで任意のサイズを指定してスクリーンショットを撮影するスクリプトを書きました。

※ちなみにOculusStoreで必要なスクリーンショットのサイズは2,560 x 1,440

使い方

1. ScreenshotCapture.csを任意のオブジェクトにアタッチ
2. 撮影用のカメラを配置(メインカメラの子供とかに配置するのが望ましいかも)
3. アプリを実行
4. 任意のタイミングで撮影キーを押す(デフォルトはcキー)
5. Assetsの直下にスクリーンショットが生成されていることを確認する

OculusStore等で用意するスクリーンショットをUnityで撮るやつ · GitHub

HoloLensアプリ「HoloGiraffe」をリリースしました!

3/12にHoloLensアプリ「HoloGiraffe」をWindowsStoreにリリースしました

アプリ内容

HoloLensを使ってどこでもキリンを呼び出せるアプリです

PV


公開までの時間

日程 内容
3/6 審査提出
3/10 審査通過
3/11 ストアで見れるように
3/17? HoloLensアプリリスト入り

審査は結構GooglePlayに近い感じで結構ゆるめ。
Unityアイコンそのままのアプリもあったので、アプリ自体のクオリティのチェックとかはしていなさそう。

祝10万アクセス!

ブログの10万アクセス突破しました!
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2013/04/14から開始しているので、もう4年もたつ!時は早い!

テラシュールブログの中の人に勧められてブログ書き始めて、不定期ではありますがちょこちょこ更新して、ブログ経由でお仕事もらったり、リア友から「検索してたらブログが出てきた!」とか教えてくれたり、昔書いた自分の記事に助けられたり。
ブログ書いてればいいことだらけですよ!!

これからもアウトプットを出して、どこかの開発者の助けになってエコシステムが築けたらいいなと思います!

HoloLensでOpenCVForUnityを使ってみる

HoloLensでOpenCVForUnityのアセットを使ってみるまで手順をメモ。

OpenCVとは画像解析して顔の検出やエッジの検出等、色々できるライブラリです。
HoloLensのカメラ映像と組み合わせて色々できそうです。

例えば顔検出してユニティちゃん男とかができます。

また、今後手順が変わっていく可能性がありますのでご注意ください。

事前準備

・Unity 5.5.1f1

・HoloToolkit-Unity-v1.5.5.0.unitypackage
 下記のリポジトリからダウンロードして用意する
 https://github.com/Microsoft/HoloToolkit-Unity/releases

OpenCV For Unity
 https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/21088

・HoloLensWithOpenCVForUnityExample.unitypackage
 下記のリポジトリからダウンロードして用意する
 https://github.com/EnoxSoftware/HoloLensWithOpenCVForUnityExample

導入する

1. Unityで新しいプロジェクト作成

2. HoloToolkit-Unity-v1.5.5.0.unitypackageをインポート

※ HoloToolkit-Examplesのフォルダーは省いてください。Examplesのnamespaceが無いクラスでエラーがでます。

3. HoloLensの設定を反映

メニューから[HoloToolkit]->[Configure]->[Apply HoloLens Project Settings]を選択しApplyを押す

4. OpenCVForUnityのimport

※ 2017/4/9追記 OpenCVForUnityのバージョンによって処理が異なる

・OpenCVForUnity2.1.5

OpenCVForUnityをインポート
[Tool]-> [OpenCV for Unity] -> [Set Plugin Import Settings]を実行する

・OpenCVForUnity2.1.3

OpenCVForUnityUWP_Beta3.unitypackageをインポート

5. HoloLensWithOpenCVForUnityExample.unitypackageをインポート

6. シーンファイルを追加する

[Build Settings]を開き、[Assets/HoloLensWithOpenCVForUnityExample/Scenes]以下のSceneファイルを[Scenes In Build]に追加する

7. HoloLensのWebcamを使用できるように設定変更

メニューから[HoloToolkit]->[Configure]->[Apply HoloLens Capability Settings]を選択
Webcamにチェックを入れてApplyを押す

8. StreamingAssetsにファイル移動

# 2017/3/1 手順が漏れていたので追記
Assets/OpenCVForUnity/StreamingAssetsをAssets/StreamingAssetsに移動させる

9. 実機にビルドする

OpenCVが使える!

顔検出はこんな感じ


コミックフィルターはこんな感じ

他にもサンプルで試せますので、ぜひ実機で試してみてください!

使ってみた所感

フレームレートがあまりでないのと、平面の描画かつHoloLensの視野角なので、フィルター等だと動画みたいな見え方はしないです。
でも結構楽しい。顔検出で何かするのには向いていそうな感じ。